「意味分かんない....」 それだけ? なんだか笑える。 「で、みのりの事は本当に好き。...からだとか金とか目当てじゃないから...」 車の運転をしながら真剣な顔で答える啓翔。 あ、信号が赤になった。 「だから信じて。」 あたしの目を向いて言った。 ドキドキ... 心臓が高鳴るのを感じた。 暗闇の中で赤く照らされた啓翔。 その顔があまりにも綺麗だったから.....