ふと、隣を見るとリュウイがあたしにもたれ掛かるようにして眠っていた。 なかなか起きないみたい、リュウイ 「じゃ、帰ろうか。リュウイ宜しく」 輝に声をかけて店を出た。 ミキさんにお店の割引券もらっちゃったし。 啓翔は車でも無表情。 麗華を家に送りあたしの家へと向かう。 「あの....さ」 沈黙を破ったのは、啓翔 「麗華ちゃん目当てなんかじゃないから。ただ、みのりばっかりみてるのが照れくさかっただけ...」