「ねぇ...啓翔?あたし眠い。寝てもいい...」



酔い始めると眠たくなる。
だんだんと睡魔が襲ってくる...



たまたま、隣にいた啓翔に問う。




「あ、いいけど。ココじゃあ、うるせぇと思うから俺の部屋で寝てる?この部屋から行き来できるし」




いい部屋でスイートルーム。
3部屋繋がっていて出入り出来るみたい。




「そうする...」




啓翔は、あたしの手を引くと部屋へと案内しようとした。




「あ、みの...やばい。大丈夫ぅ?啓翔くん、みの酔ってきたみたい。気を付けてね」



そんな、麗華の声も聞こえなかった。