「そう?あ~その前にあたしは彼氏でもつくろうかな」 「みのなら、すぐできるってぇ!」 「またまた...お世辞は、いらない。」 「お世辞じゃないってばぁ!」 麗華は、ミニウチワを取り出しパタパタと仰ぎ始めた。 社内は熱気に包まれていて暑い... 「はいはい、あれ?新しいウチワ?」 「そう!これはねぇ、この間のコンサートでお姉ちゃんにゲットしてきてもらったの♪」 そういって麗華はあたしにウチワを見せてきた。