MINORI SIDE




「啓翔?」

「そうなんだ。啓翔からの伝言。今メールする暇ないらしくてね」






朝、目が覚めると神崎さんが居た。
玄関に立っていてビックリした。







「....で、何なんですか」

「啓翔が、みのりさんに伝えてほしいって言っていて....」





そういうと、神崎さんは笑顔で言った。





「啓翔に本気?」