キスシーンなんて.... みのりに誤解されたら、どうするんだよ... 「すいません。遅れました」 遅れて入ってきたのは若い監督さん。 「それでは始めます。えーっと...この映画は恋愛物です。主役は若杉、さん。彼女役をSHI-NAさんにお願いしますね。・・・・・・」 椎奈は笑顔でお茶を飲みながら頷く。 「/・・・以上です。質問は?」 「はい。あの...キスシーンとは?」 「あぁ...軽く触れるだけのキスでいいですよ。ラブシーンは...今検討中です」