KEITO SIDE




みのりからの告白。



俺は...嬉しすぎて固まってしまった。

思わず抱きしめた手を強める。

抱きしめている間に、匂う
みのりの、匂い。


俺の事「好きにならない」と言っていたのに...


好きになってくれた事がどうしようもなく嬉しかった。




「...好き」




と呟くと、みのりは笑顔を向けた。
無意識だろうけど、かわいすぎる....





愛しい。



と思ったんだ。