「…そっか。放課後、話聞くよ?」 「…ん、ありがとう。」 あたしがお礼を言うと、杏里は笑った。 …ホントにありがとね、杏里。 杏里がいてくれて良かった。 いつもあたしは、杏里に助けられてばっかり。 だけど、どんな時でも、あたしを優しく包んでくれる。 そんな優しさが大好きだよ。