「…これがどうした?」 「中、見てみて。」 葵はまだ不思議そうにしながら、あたしの言った通りに紙を開く。 「!!!!」 葵はすぐに分かって目を丸くした。 「これ……」 「うん。…実は、葵の事、会う前から知ってたの。」 あたしの言葉に、葵は驚いている。 「拾ったの。この家の庭に落ちてきたから。」 その日の事は、今でも覚えている。