―――放課後。 「じゃあ、杏里。行って来る。」 「うん!頑張ってね!!」 杏里がそう言って笑う。 「…ありがと。」 「ううん。ほんとは許したくないけど……でも、頑張って。」 きっと…あたしの事、心配してくれてるんだよね。 それでも、許してくれて…ありがとう。 杏里の為にも、あたしはがんばるからね。 「じゃ、行ってきます!」 笑顔で杏里に手を振って、駅へと向かう。