─────…ピンポーン



いきなりなったインターホンに驚くかりん。



「…はい」



「かりん!」



ドア越しにいた人…。


それは和樹だった。



「和樹!!」



ガチャ



鍵をあけて和樹に抱きつく。




「…悲しかったよ」




「ごめんな?」




「ううん!」



和樹…。

好きだよ?


本当に…愛してるから…。


だから和樹もその分愛して?



私は和樹しか考えられない。


他の人なんて無理だよ?






私はずっと和樹を信じて生きたいと思った。