そういえば……まだつき合ってないんだ……。
告っちゃおっかなぁ……。
「あの…和樹……。」
「ん?どした?」
ドキドキ一一一一
どうしよう……。
心臓の音が……。
「和樹のことが好きっ!」
あ…。言っちゃった……。
……一一一。
顔を伏せた…。
はずかしくて……。
はずかしくて………。
心臓が爆発しそうで………。
「かりん」
うっっっっ!
勇気を出して顔をあげる。
……え…?
「和…樹?」
和樹はまんべんない笑顔で微笑んでいた。
「何言ってんだよー。」
「……え?」
「俺が告る気で誘ったのに逆に告られるとは……(笑)」
「……じゃあ…」
「うん。俺も好き。」
「え?本当に?」
「うん!」
自分の顔から笑顔があふれた。
和樹とつき合えるんだ……。
これから和樹と幸せになれるんだ……。
和樹と………。

