先輩に一直線。

だ、誰・・・!?

私は、恐る恐る後ろを振り向いた。
怖くて、足がすくんだ。

「沢田くん・・・?」


「イェース☆」
そこには、髪を茶色く染めた、なんともチャラそうな私の大のニガテ人物、沢田アキラ。
なんとなく、最近彼は私の事をじろじろ見たり、なれなれしく話しかけてきたり
触ってきたりする。

「紗季ちゃん、今一人っしょ?こんな夜道危ないなぁ。俺が一緒に家までついてってやるよ。それとも、これから二人でどっか行く??」
「い、いいよ。一人で帰れる。。。」
「そんなそんな、いいんだぜ、遠慮しなくてっ!
よっしゃー、行こうぜ!」
沢田くんは、私の腕を強引につかんだ。

「い、いや・・・離して・・・!!」
「行こ行こーー☆」
「や、やめて・・・」

必死で振りほどこうとするけど、さすがに男の人の力には勝てなかった。
私の体は、沢田くんの思うがままにあやつられ、全く動けなくなった。

「行こうか、紗季チャン。。。」
「やっ、やめて・・・・」





「おい、一年。てめー、誰だ。」