「はじめましてっ!

俺、高羽蓮!

よろしくっ!」


そう言って笑いかけられた

私の顔は真っ赤。






こんな所
ゆうまくんに見られたら

どうなることか…




ってぇえ!!?


なんでゆうまくんが
教室の扉の前にいるの!?



そんなことを思ってると

普通に笑いかけてくる
蓮くんは


危機感がないらしい。





ゆうまくんは私を
無表情で見ている。






それとはよそに
蓮くんはすごい楽しそう。



「杏ちゃんみたいな

可愛い子俺好きだなぁ!


ねぇ!
俺とつきあってよ!」