―――……

「――…い………おい、姫華……」


誰……?

…………ん?


「李緒………さ……ん?…私寝てた?」

「寝てたな。クスッ」


やだぁ……


寝顔見られた…………


「おまえさ、自分が美人だってこと自覚してねぇよな………俺、一応男だからさ……………そういう顔されると襲いたくなる。」


な、なに言ってるんですか?!


「美人じゃないですよ!……襲わないでくださいね………………」


「美人なんだよ。自覚しろ。」


自覚出来ません…………


ガシッ バサッ………

…………
「あのぉ、李緒さん?私押し倒されてませんか?」


この態勢やばくないですか?


「襲いたくなった…………」


いやいやいやいや、ダメだろ。

襲わないでください!


「姫華…………」


「………んッッ……ン………ハァ………り……おっ……………さん………」


李緒さんと私の唇が触れ合い、キスがだんだん深くなっていく……………


酸素が…………ほし…………い…………


「冗談だ。襲ったりはしねぇよ。クスッ 今のがおまえのセカンドキスだ。」


死ぬかと思った………

でも………

「クスッ セカンドキスなんてかわいい言い方ですね。李緒さんとのセカンドキス、大切にします クスッ」


きっと私………



ほんとに李緒さんに…………………







恋しちゃった…………