次の日、ナノカは休んだ。
次の日もその次の日もそのまた次の日も毎日、ナノカは休んだ。


先生にナノカの家を聞き、放課後ナノカの家に行った。
ベルを鳴らすと、母親が出てきた。
ナノカの母親の顔は無理に笑っているような顔だった。
まぶたは赤く腫れていた。
ナノカの母親にナノカはどうしているか聞いたら、黙りこんだ。


ナノカの母親は、私を家入れ、ナノカがどうしているか話してくれた。
わたしは、衝撃が強かった。それは、ナノカが病気で亡くなった、と言う話だった。
大切にしようとした決断した友達のナノカまで失った。


わたしは、家に着いて、部屋に入ったら涙が溢れだした。ナノカは小さい頃から持病を持っていた。
小さい頃は、何度も発作があったが、小学4年生に進級してからは発作が軽くなたらしい。
そして中2に進級してすぐに、大きな発作が出た。
ナノカの母親は、残業で帰りが遅くなり発作のことは、全然分からなかったらしい。


次の日、ナノカのいない学校に行った。
また、暗いふいんきに変わった。
その中で明るく接してくれるナミキに感謝した。
1ヶ月たったある日、ナミキが放課後私のことを何度も聞いてきた。


わたしは、この人なら心が、開けると思った。