桐生くんと両想いになってから早1週間…。




「伊咲さん 今日は何時にあがれんの?」



桐生くんはカウンター席に座ってあたしのバイトが終わるのを待っている。



「もうすぐ終わるよ」





実は桐生くん、一人暮らししてるんだ。


だから あたしのバイトが遅い日はあたしの家にお泊り。




え?

Hなことなんかしてないよ。



だって あたしたち、キスもしてないんだから。




年下セクシーボーイ って感じだった桐生くんは全然迫ってこない。



むしろあたしのほうが欲求不満なんじゃないかって思う程。