ああ、もうだんだん意識が・・・


「春菜、もう少し起きててな。ちゃんとしないと、風邪ひくから」


「ん・・・」


なんとなく返事はしたのは覚えてる。


でもそこで、私の意識は途絶えた。


「んっ・・・」


あれ?朝?


顔に当たる眩しい光で、目が覚めた。


「春菜、起きた?」


「ひろ君?」


「ん。おはよ」


「おはよ」


ひろ君と私は、同じ布団で寝ていた。


「体、辛くない?」


あっそっか、私昨日ひろ君と初めて・・・