しばらくして自分の家から春菜の部屋に戻った。
「明日は学校行けそうにないな」
相変わらず赤い顔をして眠ってる春菜。
氷枕の中身を換えようと、そっと頭を持ち上げ氷枕を取り出す。
そのとき、春菜の鞄からケータイの振動音が聞こえた。
長さからいうと電話の方で、出ようかどうしようか迷っていると振動音は消え、すぐ後に春菜の家の電話が鳴った。
「やっぱり、おばさんかな。ごめん、春菜」
さっきのケータイの相手は春菜のお母さんだと確信して、勝手に春菜の鞄を開けてケータイを取り出した。
予想通り相手は春菜のお母さんで、そのまま折り返し電話を掛けた。
「もしもし、弘樹です。・・・はい。・・・いいですよ、俺見てますし。明日も有給もらってきましたから」
心配するおばさんに、手短に春菜の様子を話す。
「仕事して来てください。・・・はい、じゃあ」
「う・・・ん」
電話を切ったのと同時に、春菜の目が少しだけ開く。
「ひろ君・・・」
「明日は学校行けそうにないな」
相変わらず赤い顔をして眠ってる春菜。
氷枕の中身を換えようと、そっと頭を持ち上げ氷枕を取り出す。
そのとき、春菜の鞄からケータイの振動音が聞こえた。
長さからいうと電話の方で、出ようかどうしようか迷っていると振動音は消え、すぐ後に春菜の家の電話が鳴った。
「やっぱり、おばさんかな。ごめん、春菜」
さっきのケータイの相手は春菜のお母さんだと確信して、勝手に春菜の鞄を開けてケータイを取り出した。
予想通り相手は春菜のお母さんで、そのまま折り返し電話を掛けた。
「もしもし、弘樹です。・・・はい。・・・いいですよ、俺見てますし。明日も有給もらってきましたから」
心配するおばさんに、手短に春菜の様子を話す。
「仕事して来てください。・・・はい、じゃあ」
「う・・・ん」
電話を切ったのと同時に、春菜の目が少しだけ開く。
「ひろ君・・・」

