お風呂に入って、ベッドに横になった。


「春菜、飲んで」


「ありがとう」


起き上がってコップを受け取る。


中身は冷たいスポエネで、一気に飲み干した。


「ふぅ~」


「大丈夫?」


「うん。ありがとう、ひろ君」


「ゆっくりおやすみ。俺はもう少し仕事しないといけないから」


「ごめんね。仕事大変なのに、家のことまでやってもらっちゃって」


二人で住んでるんだから、家のことは二人でやらないといけないのに。


今はひろ君に頼り過ぎてる。


「春菜、気にしなくていいから。俺が好きでやってるんだからな」


「・・・うん」


この言葉に、甘えてばかりじゃダメだよね。