「みんな、おはよう」
佐藤さんと私が受け持ってる病室には6個のベッドがあり、今は4人の子が入院してる。
みんな必死に、病気と闘ってるの。
「美海ちゃん、おはよう」
「おはよう」
美海ちゃんは7歳の女の子。
昨日から発熱状態で、今も8度台の熱が続いてる。
「どこか苦しいところない?」
「頭痛いの」
「そっか。じゃあ、先生に診てもらおうね」
「痛いことしない?」
「うん」
美海ちゃんの頭をそっとなでる。
不安に揺れる美海ちゃんの目を見て、なんだか昔の私を思い出した。
熱を出したりすると、すぐに点滴させられたからな~
佐藤さんと私が受け持ってる病室には6個のベッドがあり、今は4人の子が入院してる。
みんな必死に、病気と闘ってるの。
「美海ちゃん、おはよう」
「おはよう」
美海ちゃんは7歳の女の子。
昨日から発熱状態で、今も8度台の熱が続いてる。
「どこか苦しいところない?」
「頭痛いの」
「そっか。じゃあ、先生に診てもらおうね」
「痛いことしない?」
「うん」
美海ちゃんの頭をそっとなでる。
不安に揺れる美海ちゃんの目を見て、なんだか昔の私を思い出した。
熱を出したりすると、すぐに点滴させられたからな~

