「隆咲サン、ヨロシクねッ!!
あ!私、今日から隆咲サンの担任をする、相田 麗子(アイタ レイコ)です!」

「ヨロシクお願いします。」

「キャー、カワイイ~♥」


ハイテンションで、若い女の先生。
優しそうだし…ラッキ~☆


-ホームルーム


「転入生を紹介します!」


~優*side~


転入生…。

こんな変な時期に転入生って言ったら1人しか思いつかねぇな。


「隆咲 華です! ヨロシクお願いします♪」


やっぱりな。


「おい、優。
昨日来た新しいメイドって…あの子!!?」


悟がでっけぇ声で叫びやがった。

辺りがざわつく。


そりゃ当然だよな。


「あっ、優!」


華まで叫びやがった。


「ちっ。」


こりゃ~…面倒な事になるな。


「そうそう、隆咲サンは、昨日から八家館クンのお家でメイドとして働いてるのよね!」


相田まで余計な事言いやがって。


「隆咲サンの席はねぇ…うん、丁度空いてる八家館クンの隣ね!」


はぁぁ!!?
おいおい、マジかよ。


「え~…先生…俺の隣も空いてるよ~?」


と、悟が隣の机をバンバン叩く。


「はい、ホームルーム終わり!皆、隆咲サンと仲良くねッ!!」


そそくさと教室を出て行く相田。

あの野郎……………。