「華ぁ～!!」

「ん?　どうしたの???」


あれから2週間程たったある日の事だった。


「私…ちょっと相談したい事があるんだよね。」


と顔を赤らめる愛梨。

ん???　もっもしやコレは……………!!


「恋?!」

「うるさいなぁ!!　皆に聞こえちゃうでしょ?!」

「え?　あ、ゴメン!」


にしも愛梨が恋かぁ…。


「誰??」

「さ………………。」

「?」


さ…?


「とる…?」

「そ…ぅ…。」


悟…?


「えええぇぇぇええぇ?!」

「だーかーらぁ!!　うるさいッッ!!」


マジかぁ～♪


「で?」

「で、悟って華の事好きじゃん?」

「――――――……………ぅ…ん…。」


愛梨には、全部話してあるんだ。


「どーすれば振り向いてもらえるかなぁ～みたいな。」

「あー。」


どーすれば…かぁ。分かんないなぁ。

私は普通にしてたけど…。そーだ!


「告っちゃえ!」

「―――――ッ!!　え!　ちょっ、華!」

「イイじゃん♪　コレは意識してもらえるチャンスだよ!」

「う…ん…。」


さすがにキツイかな。


「じゃぁ、告ってみるよ。」


ってえぇ?!
冗談なのに!　さっすが男前…(?)。