修学旅行も終わり…今日は修学旅行3日後です。
――…朝学校に行くと…。


「華ぁ!! 竹沼クンと別れてあの八家館 優と付き合い始めたって本当?!」


質問攻めにあった。
私自身、最初ははぁ?! って思った。

でもね、よくよく思い出してみると、そうなのよ。

だって…あの後…。


大泣きしてる私に優は


[1度しか言わないからよく聞け。]


真顔で


[俺、華が好きだ。]


って言ったんだ。
私は、大泣きしてるは、混乱してるはで思わず


[うん。]


って言った。
今思うと、なかなかバカだ。

しかも…


[俺と付き合え。]


そう言われて、


[うん。]


とも言ってしまった。
バカだ………………。私…。

まぁ、本当の事なんだけどね。

大好きな人への返事はもうちょいロマンチックな方がよかった…。

その後、私は悟にメールで別れを告げたんだ。
直接会うのが怖かったから。

とまぁ、そんな感じで私達は付き合ってる。
家でも今まで通りなんだけどね。

違ったのはあの夜かな~。
よく覚えて無いけど…。


[俺と付き合え。]

[うん。]


その後、私はさらに大泣き。
思わず、優に抱きついちゃったんだよね。

まぁ、抱き合ってる状態かな。
で…私は泣き疲れて夢の世界へ…☆

自分でも呆れちゃうよ…。
でもさ、これって幸せって言って正解なのかな?

ヤバ…ドキドキしてきたぁ!!

「華。」

「ふへ?」


ヤバ…。変な事言ったぁ…。


「[ふへ?]って…なんだそりゃ。」

「ゆっ優が悪いんだから!!」

「―――…。」


お? 黙った…。