「いや、俺こそ」 良かった、スイカが落ちてくれて。 落ちてくれなかったら俺、止められなかったかも。 「陽琉?」 「ん?」 「続き・・・・・・しないの?」 「はッ?」 照れた表情で、俺を見つめる玲緒。 何言っちゃってるの? こいつはほんと、人が色々葛藤してんのに…… 「続き」 「バーカしねぇよ」 したらまじで止められねぇ。 玲緒のこと大事にしたいから、ダメだ。 しかも両親もいるし。 いつかちゃんと二人で住めるようになってからだな。 うん。