「ねぇ、陽琉」 「ん?」 「いつから、私のこと好きだったの?」 恥ずかしそうに俯きながら聞いてくる、玲緒。 そういえばいつからだっけ…… 「覚えてない?」 「いや……あ、小5だ!小5!!」 ふと思いだして大声で言う。 そうだ、小5だ! 俺が玲緒を好きだと気づいたのは……