「へ?あ、うん」 陽琉は頭に「?」を浮かべたまま、静かに目を閉じた。 うん、いまだ! 今だよ、玲緒! さー勇気を出すんだ! 「玲緒…?」 「あ、ちょっと待ってね」 ふぅーはぁーふぅーはぁー あれ?これはいてばっかで吸ってないじゃん!! すぅーはぁーすぅーはぁー よ、よし!いくぞ。 勇気を出して、陽琉に近づく。 あと少し、もう少し…… チュッ 私は陽琉に触れるか触れないかぐらいの、軽いキスをした。