疲れた頭でいくら考えても、思考はまとまるどころか散らかる一方で、私は段々と泣きたい気持ちにすらなっていた。

でも、泣いたってどうしようもないことはわかっている。


私はひとまず、考えることを止めた。

ママには、今後の返答を数日待ってもらうことになっている。

答えはそれまでに出せばいい。


「すみません、そこのコンビニで一度停めてもらえますか?」


運転手さんが、はい、と短い返事をする。


私は気を紛らわすために、買い物をして帰ることにした。