「なんか、グループ作ってくの早いね。」






綾の言葉にうんうんと頷く。





「先生、新しくきた人らしいよ。最悪だね。3年の大事なときに限って得体の知れない教師なんて・・・」







相変わらず毒舌な由美。







「でもまぁ、見てみないことにはしょうがないよ。あっ、そろそろチャイムなるね。」










私がそう言うと2人も自分の席に戻って行った。