゚。*゚甘い魔法にかけられて゚*。゚




「お兄ちゃん、おかえり~!」



「ただいま、桃。いい子にしてたか?」



「うん!」



先輩はしゃがんでその子の頭をなでなでした。ものすごく優しい笑みで。


先輩が“桃”と呼んだ女の子は、その名の通り桃のようなピンクのほっぺをしていてふわっとした髪を二つ結びにした可愛い女の子。



先輩はお兄ちゃんと呼ばれているということは…



「先輩…妹いたんですか!?」



「ああ。妹の桃だ。」



そう先輩に頭を撫でられた桃ちゃんは私にフニャ~と笑った。


か、可愛いー♪


よく見ると、似てる。
美人さんなところが…。

さすが、華麗なる遺伝子!



「桃、絵のコンクール金賞取ったんだってな。すごいな…。」



「えへへ。。」



「これ、お祝いだ。」



「わぁ~お花~!
ありがと~お兄ちゃん♪」



「ん。」



先輩が来る途中に買った小さな花束は桃ちゃんのためだったのかぁ。


私勘違い…。



私がものすごく恥ずかしい心境が伝わったのか、先輩は横目でチラッと私を見てフッと笑った。



恥ずかしい~。。