「龍!!!」 ステッカーを握り締め、急いで龍の元まで走る。 動かない龍の体を起こして、何度も揺さぶって。 けど、目を開けない。 「あんた!!!救急車!!!」 「お、俺?」 「早くして!!!」 私達を見ていた一人の男を指名し、電話をかけるまで必死に叫ぶ。 かけたのを確認すると、龍の体を抱き締めた。 龍、耐えて。 直ぐに救急車くるから。 ごめん、ごめん。 ごめんなさい。 「龍…―」 救急車の音を聞いた途端、視界が暗くなった。 .