私は特攻服、紫織は布を紙袋に入れて街をブラブラ歩く。
昼前の街には族などあまりにいない。
まぁ別にいてもいなくてもいいんやけど。
なんか新鮮な感じ。
「お昼食べよっかーっ」
「うん、ファミレス行く?」
「そうしよーっ」
近くにあったファミレスに入り、荷物を隣に置く。
案外人は少なくて。
混んでるの嫌いやし、よかった。
「うちシーフードドリア」
「あたしカルボナーラ!!!」
料理を決めて、店員さんに注文をする。
店員が何処かへ行くと、紫織は買った布を満足そうに見つめていた。
ちなみに私は適当に化粧を直して。
あんま崩れてなかったってゆーね。
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