「え?」 コンビニから出てきた瞬間、龍の焦った声。 その声の言う通りに、ゆっくり振り向いた。 私の視界には誰かの胴回り。 虚ろな瞳で視線を上げていく。 目が合った瞬間、バットは振り下ろされて。 「……嘘やろ」 間に合わない。 体が動かない。 やられる、 「ゆいさっ…―ぐぁっ…!!!!」 当たる寸前、私の上に誰かが乗ってきた。 と、同時に聞こえた鈍い音と鈍い声。 「…―龍?」 .