『おい、そっち山道やぞ』 あの言葉を掛けられなかったら。 あの時私があそこに捨てられてなかったら。 あの場所に英寿くんがいなかったら。 私と英寿くんは出会ってないだろう。 「うわあぁぁん…!!!!」 「ごめんな、ゆい」 子供みたいな泣き方。 それを英寿くんは再び包んでくれて。 ごめんな、とか言わんといてよ。 謝らんといてよ。 決心が鈍るやんか。 「ごめん、」 初代総長、和泉英寿。 今までありがとうございました。 .