必死に止めていた涙が流れる。 その涙はポタポタと床に染み込んでいって。 英寿くんが総長を辞める。 ずっと見ていた背中が遠くなる。 誰でもいい、誰でもいいから。 嘘だと言って。 「俺は今までお前に背中を預けてきた」 「、」 「今度はお前が誰かに背中を預けろ」 優しく抱き締められて、英寿くんの肩に顔を埋める。 香水の香りや、SevenStarsの匂い。 いつもは大好きな香りなのに。 今日は大嫌い。 .