「あーあ、もう今日は疲れた」







そう言って、私は布団を被り横になる。



いや、でも本当に疲れた。

ていうか泣き疲れた。







「そうですねー」


「龍くん」


「はい」


「どうして隣で寝ているのかな?」


「バレました?」







当たり前かの様に布団に入ってくる龍は、いつの間にか寝間着に着替えていて。

ってそれ寿のジャージやし。





ま、いっか。







「今日は許してあげる」


「ゆいさーんっ」


「暑いからくっつかんといて」


「ひでぇ!!!」







明後日は英寿くんの誕生日。

その前にバイクの傷直さな。






うん、無理。








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