あれだけ不安で、あれだけムカついていた私の黒い心が消えていく。 ただただ、顔が赤くなっていて。 安心するのは、なんで? ゆっくりと龍の背中に腕を回す。 震える手で、特攻服を掴んだ。 「ゆいさん?」 「わからん」 「え?」 「わからんけど、」 今、私は龍を一人の男として見ている。 この気持ちはなに? 独占欲? 舎弟が帰ってきた喜び? 恋? .