蓮は他の幹部候補と喋り、龍は絵里と一緒にいる。
英寿くんと雄大くんは今日は居なくて。
私と紫織はベンチに座り、まったり中。
いや、イライラ中。
「なんか紫織ごめんな」
「えっ?なんで?」
「気分悪くさせちゃって」
「なんでゆいが謝るねんなっ」
そう言って紫織は笑ってくれるけど。
私はただただ、罪悪感。
本当は蓮と一緒に居たいはず。
それなのに居場所がない私のそばに居てくれて。
居場所がない、か。
「紫織、散歩付き合って?」
「後ろ乗っていいん?!」
「いいよ」
ベンチから下りて、自分のバイクに跨る。
直ぐに紫織は嬉しそうに跨った。
「ゆいさんっ、どこ行くんすか?」
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