そんな毎日が続いたり、たまに英寿くんや雄大くんも見舞いに来てくれて。



やっと三週間が経った。








「ほな華風さんお大事にー」


「はい」







骨折も腕の傷も治ったし、やっと退院。

看護師さんに頭を下げて病院を後にした。



流石白虎連合御用達の病院、皆優しいわ。







「ゆいー、早よ乗れ」


「はいはい」







病院の前に止めてあるベンツに乗り込み、扉を閉める。



運転席に雄大くん、助手席に英寿くん。

そして隣はやっぱり龍。






「入院生活どうやった?」


「暇やった」


「俺毎日行ってましたやん!!!」


「うるさい」







でも入院生活は正直もうこりごり。


怪我しないように気を付けよっと。









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