英寿くんが倒れ込んだと同時に、私の体は宙に浮く。 一瞬で地面に叩き付けられ、なんとも言えない衝撃が走った。 「…―ゆい?」 雄大くんが走ってくるのが見える。 遠くで龍は固まって動けなくて。 少し視界を変えると、ワゴン車が止まっていた。 「つじ、さ…」 運転席にいる青い顔をしたのはやっぱり辻さん。 ざまぁみろ。 白虎連合は体張ってでも上の人間を守るねん。 標的を潰せなくて残念やったね。 No.3をなめんなよ。 「………………」 力なく笑い、そこで意識が途切れた…―。 .