「ハァ…」 小さくため息をつき 荷物を鞄に詰め私はバイトに向かった これが終わりへのカウントダウンの始まり バイト先に着くと 「あれ………先輩がいない」 先輩が来ていなかった 「店長、先輩知りませんか?」 「今日はシフト入ってねぇぞ」 なんだ…… ただシフトが違ったのか 今まではたまたまかずっと同じ日だった 少し安心したようながっかりなような 矛盾する気持ちが溢れていた