一瞬繋がれた心愛の手に力が加わったのが分かった 「大丈夫。俺の彼女フリしててくれる限り守ってやるよ」 心愛は安心したのか柔らかくフニャッと笑った はっきり言って俺は女に執着したことなかった なのに今隣にいるただの女避けは守りたいって思ってる 自分が分からない その後俺達は昇降口で別れて それぞれのクラスに向かった