「じゃあお前名前つけていいぞ」 「ほんとですか!? 何にしょうかな」 目をキラキラさせながら猫を見つめる心愛 「先輩!わたがしです」 わたがし? 「何で」 「真っ白でふわふわだからです!」 まぁ単純というか 素直っていうか……心愛らしい それから俺の猫は“わたがし”になった 「良かったな……わたがし」 「ミュ〜〜」 俺達は取り敢えず朝食を取ろうとわたがしをおいてリビングのソファーに座った