「切れましたよ。次は何すればいいですか?」 「これ見てて」 先輩が指さしたのは今作って蒸し器に入れたロールキャベツ 「俺はこっちでスープとサラダ作るから」 こうして先輩の手を見ると無駄が一切ない動き おまけに細くて長いし その割りには骨とかでゴツゴツしてて男の人特有の手をしていた