「どうしたんだよーー皆して外に集まって…って女の子じゃん♪」

「…女に寄ってたかる何て瑠衣どうかしたのか…」

また二人出て来た。

今思ったけど4人が4人共この世のものでないくらい美しい顔立ちをしていた。

「俺は“神山遥(カミヤマハル)“よろしくね♪」

「…俺は“神山彰(カミヤマアキ)“よろしく。」

二人は顔が似ていた。

苗字も一緒だし兄弟かもなぁ。

「あたしは…」

「…こいつ美嘉って名前だって。」

雷哉が言う。

まぁ何回も自己紹介言うのめんどかったしいっか。

とか思った。

「ちなみに僕と雷哉と彰は高二で遥は高三です。高校は同じのはずなのでよろしくどうぞ。」

ニコッと微笑みあたしの方を見る。

「は…はぁ。」

4人中彰と雷哉を抜いた二人は微笑みながらあたしを見ていた。

これから大波乱な生活が始まりそうだった。