はしゃぎ終わると、尋常じゃない寒さが襲ってくる。

「寒い…」

「ごめんな、悠奈ちゃん!」

「なんか全然申し訳なさそうに聞こえないですよ?」

また笑う。




すると、小さくなっていたあたしの体をコウさんが包み込んだ。


はねあがるあたしの心臓。



でも、暖かい…


コウさんの体温が暖かい…


「暖かい…」




そして、


一度体を離し、


またゆっくりと顔が近づいた。







甘いKiss…