次の日、やっぱりミサトに会うことができなかった。
(もしかして避けられてる?)
私は嫌な考えを追い払うためにちょっと急ぎ足で部室へと向かった。
部室にはまだ誰もいなくて、開けっ放しの窓からは少しだけ秋の匂いが混ざった風が吹き込んでいる。
窓から見える木々の色、ガラスに映る空の色、それから教室に差し込む日の光も少しずつ少しずつ遷り変わっていく。
(がんばって仕上げないと!)
私は気合いを入れなおし、キャンバスへ向かった。
「おっ頑張ってんな!」
言葉が聞こえてすぐ、冷たいジュースを頬に押し当て私はちょっと椅子から飛び上がった。
宮田先生の笑い声が聞こえる。
私は少しふくれてみせる。
「ごめんごめんって」そう言って先生は私の描きかけの絵を眺めて2、3度頷いた。
「いい絵になりそうだな」
私は嬉しくて、照れ笑いで先生の方を見る。
自然に次の色が思い浮かぶ。
メロディーのように。
あんなに大きく感じた真っ白なキャンバスは、今ではたくさんの色で覆われている。
いつか私は先生みたいな絵を描けるようになりたい。
そう強く思った。
(もしかして避けられてる?)
私は嫌な考えを追い払うためにちょっと急ぎ足で部室へと向かった。
部室にはまだ誰もいなくて、開けっ放しの窓からは少しだけ秋の匂いが混ざった風が吹き込んでいる。
窓から見える木々の色、ガラスに映る空の色、それから教室に差し込む日の光も少しずつ少しずつ遷り変わっていく。
(がんばって仕上げないと!)
私は気合いを入れなおし、キャンバスへ向かった。
「おっ頑張ってんな!」
言葉が聞こえてすぐ、冷たいジュースを頬に押し当て私はちょっと椅子から飛び上がった。
宮田先生の笑い声が聞こえる。
私は少しふくれてみせる。
「ごめんごめんって」そう言って先生は私の描きかけの絵を眺めて2、3度頷いた。
「いい絵になりそうだな」
私は嬉しくて、照れ笑いで先生の方を見る。
自然に次の色が思い浮かぶ。
メロディーのように。
あんなに大きく感じた真っ白なキャンバスは、今ではたくさんの色で覆われている。
いつか私は先生みたいな絵を描けるようになりたい。
そう強く思った。


