この青空を君へ。

亮くんはぽつりぽつりと自分の気持ちを言葉にした。その言葉には重みを感じる。私の心に響いていく。

そして亮くんは私の隣に座り、私の目をまっすぐに見つめた。


真剣な顔で、セットがとれた髪はサラサラと風になびき、夕暮れ色に綺麗に染まっている。


(よく見ると瞳の色が綺麗…)


亮くんに見つめられながら、私はそんなことばかり考えていた。



「千春…あの時は言葉不足で…傷つけてごめん。」



「ううん…私こそ早とちりしてごめん…。なんかみっともなくて恥ずかしい…。」

私も素直に謝った。亮くんの瞳を見れば、全て偽りない気持ちなんだってわかる。あの時誤解してしまったことを心底後悔した。



「ありがとう、亮くん。追い掛けてくれて、あの時のこと教えてくれて。おかげで心にあったもやもやがすーってとれていったよ。」

私は亮くんにとびきりの笑顔でお礼を言った。



「千春…」
心なしか亮くんの顔がほんのり赤くなった。そして、赤く染まったその顔が近づいて来て…。
次の瞬間私の視界には亮くんののどぼとけ。




(えっ…?)




亮くんは私のおでこにキスをした。



金曜以外のいつもの公園でまさかのハプニング。