本当に心からそう思ったから口にしたのだ。 なのに… あまりの神田の反応に、彼は軽く殺意すら覚える。 「お前のそういうところが、あいついわく、損をしているというところだな」 さらりと言われ、そうかもしれないと思う。 「あまり周りの野郎のことばかり考えとると、いつか山田さんに愛想、つかされるで」 彼はつづけた。 「まぁ、そん時が、俺らの最大のチャンスってやつやな」 つまりは、本気なのだ、と彼は宣言することに成功したのだった。 ※ ※ ※