「あっれぇー、見慣れない顔!もしかして、M小?」 もうすぐ担任の先生がやってくる時間になり、おしゃべりに夢中だった子達は続々と自分の席に舞い戻っていった。 その時、右隣から男子のデカイ声。 ハッと右を向くと、私の隣の席に座ろうとする男子、約1名。 声の主はこの人か…。 同じ出席番号の男子。 「うん…」 自分でも聞こえるか聞こえないかの小声でその男子にうなずくと、彼は更にデカイ声で私に話しかけてきた。 「マジで!?俺、Y小!M小なら、家遠くねぇ?」 「う、うん…」